2026.6.29株式会社TOBIRAは、このたび医療認知バイアスに関する原著論文「医療認知バイアスの構造分析 ―医療行動経済学の観点からみた13カテゴリー分類モデルの提案―」を専門誌へ掲載決定いたしました。本研究は、2025年秋の学会発表を経て取りまとめたものであり、2000年から2024年
までに公表された国内外の文献4,437編を対象に文献検索を行い、その中から26編を解析対象として、医療従事者の診療行動や意思決定に影響を及ぼす認知バイアスを体系的に分析しました。その結果、医療現場における認知バイアスを・13種類のカテゴリー・「組織要因」「医療従事者要因」「患者要因」の3つの大分類として整理・構造化する新たな分類モデルを提案しました。本研究では、認知バイアスを個人の問題として捉えるのではなく、組織文化や診療環境、患者との相互作用を含めた多層的な構造として整理したことを特徴としています。また、本モデルは、救急医療における診断エラーの予防や医療者教育に加え、AIを活用した臨床意思決定支援システムの理論的基盤となる可能性についても考察しています。株式会社TOBIRAでは、本研究成果を基盤として、認知ダイアログ「REDOC」の研究・開発を推進しています。今後も認知科学、行動経済学、AIを融合した研究を通じ、患者中心の医療(ペイシェントセントリシティ)の実現と、日本の医療の質向上に貢献してまいります。
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